「常駐ソフト」を停止して、パソコンの起動を速くする
常駐ソフトってご存知ですか?これはパソコンと同時に起動する“隠れたソフト”のことを指します。常駐ソフトが増えることで、パソコンの起動時間は徐々に遅くなるのです。タスクバーにアイコンが、たくさん並んでいたら要注意!不要な常駐ソフトは、起動しないように設定しておきましょう。
1. スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
2. 「 msconfig 」(※1) と入力してください。
(※1) Vista、Windows7の場合
Vista、Windows7には、「ファイル名を指定して実行」がありません。スタートメニューの検索枠から「msconfig」を入力後、「msconfig.exe」をクリックしてください。
3. 「システム構成ユーティリティ」から「スタートアップ」を選択します。
4. ここにズラーっと並んでいるのが、常駐ソフトの一覧です。不要なソフト(※2)のチェックを外していき、「適用」→「OK」の順にクリックします。
(※2) 不要なソフトってなに?
下記に、よくインストールされている常駐ソフトをピックアップしました。特に使用していないのであれば、チェックを外して構いません。
※この他の常駐ソフトは、パソコンの起動に関わる重要なものもあります。チェックを外す際は、十分ご注意ください。
Google Updata/Google Toolbar | Googl関連のソフトを使っていなければ、無効にして問題ない。 |
iTunes/iTunesHelper | 音楽プレーヤー「iPod」を使わない場合は無効にして問題ない。 |
Qttask/QuickTime | 動画再生「QuickTime」の起動を速くするソフト。頻繁に使わないなら無効にして問題ない。 |
Jword/CnsMin/jwdsrch | 検索ツール「Jword」を利用しない場合は、無効にして問題ない。 |
Reader_sl | アドビリーダーの起動が速くなる。頻繁に使わないなら無効にして問題ない。 |
msnmsgr | マイクロソフトの『メッセンジャー』起動ソフト。不要なら無効にして問題ない。 |
5. 「再起動」を選んでください。パソコンの起動時間が短くなったことに気づかれると思います。
6. パソコン再起動後、すぐに「システム構成ユーティリティ」が表示されます。このとき、「Windows~」にチェックを入れて「OK」を選びましょう。
これで点検終了です!
◆ポイント まだある常駐ソフト!
上記のほか、【スタートメニュー⇒すべてのプログラム⇒スタートアップ】からでも、一部の常駐ソフトを確認することができます。パソコンの動作が遅くなる原因なので、不要なものは削除しましょう。
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2011年 1月 25日 02:49 pm | 18. パソコン関連の設定方法